正月といえば雑煮。これほどひとつの料理の名前の内容がバラバラな和食はないだろう。関東ではすまし汁で、関西は白味噌、具材にいたっては地域毎にまったく違う。岩手県や香川県にはあんこ入りの甘く作られた雑煮もある。土地事に気候が違い、八百万の神が料理としてかたちになるのが雑煮なのかもしれない。神様たちが地上からいなくなると、いきもの達は、地下に力を蓄える。





  山では熊が冬眠し、畑ではにんじんやかぶやごぼうや大根やしょうが、芋類などの根菜の時期となる。根菜には体を温める作用があり、東北地方の冬の鍋料理には絶対に欠かせない食材だ。地上から消えた神様たちは冬、山の上や海の底でなにをしているのかというと、そこでは春の芽吹きの準備ためのエネルギーを蓄えているという。





   
今の季節があなたの手に届く

hanasaka時計は、日本のどこかから「いま」「この季節」の写真が届くiPhone用のアプリです。すべての季節の写真には「旬」があり、旬を過ぎると自動的に消滅して、また新しい季節の写真がやってきます。アプリを起動している間は、iPhoneの液晶が自動的にオフにはならないので、時計として表示し続けておくことができます。起動中は、1分おきに自動的に旬の写真が入れ替わります。

 


「旬」のお知らせ通知

毎朝10時になると、その日から旬になった季節をiPhoneの通知機能によってお知らせします。1日〜2日置きには、新しい旬の写真が届くようになっています。

 


タイムマシンで季節を遡る

hanasaka時計の、文字のないところをタップすると、一年を表したサークルと地球アイコンが現れます。地球アイコンを右回しにまわすことで、180日前までの旬の写真に遡ることができます。季節の連続性を感じてみてください。

 


今夜のレシピを考える

「食べもの」に分類される旬の写真には、画面右下にある のボタンの先の情報ページに、クックパッドへのリンクがあります。旬は、今夜のおかずを考える上でのひとつの材料になります。

 





   
枯れ木に花咲くを驚くより
生木に花咲くを驚け

昔の日本人にとって神様とは、ふらふらと自然の中にいて、森の中の木々一本一本に住んでいたり、稲を大きく育てていたり、海の中に潜っていると考えられていた。いわゆる八百万の神様のことだ。その神様たちは、季節毎に移動していると考えられてきた。江戸時代中期の哲学者、三浦梅園は「枯れ木に花咲くを驚くより、生木に花咲くを驚け」と言っている。とかく私たちは派手で奇跡的なことばかりに驚くけれども、本当に驚くべきことは、毎年春になるとあたりまえのように花が咲く、そのことにこそ驚くと。珍しいものや珍しいことではない、ふつうにあるもの、ふつうにあること、花が咲くこと、人が生きているということ、そうしたことにどれだけ奇跡的なことが起きているのかということを書き残している。

 





有志によって運営されています

写真
玉利 康延、坂口 祐、太田 将司、奥野 誠司、黒田 知範

開発チーム
UI設計 児玉 哲彦(株)ATOMOS DESIGN
バックエンド開発 吉本 龍司(有)アール・ワイ・システム /(株)カーリル
UI開発 (株)イトナブ 古山 隆幸・中塩 成海
監修 石元 龍太郎

このプロジェクトはクラウドファンディングサービス「GREEN FUNDING」にて、2015年4月24日から約2ヶ月間のみなさまからのご支援によって、開発がスタートしました。
https://greenfunding.jp/lab/projects/1207-hanasaka






サポート情報

Ver1.0.2 における、起動時にロゴ表示で固まってしまう。また、起動した場合、大量の通知が送られてしまうバグを解消した、Ver1.1.3を公開しました。(2016.04.29 update)

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